いま輝く、ある6人の子ども時代とその共通項とは?

ステキな大人は皆、子ども時代に秘密がある!
生まれも育ちも全く違うのに、ステキな大人に共通すること。
自分の世界を深く持って、幸せに生きる子どもの育て方。
子育てについての第一人者、花まる学習会代表の高濱正伸さんが、
ステキな大人の秘密を探検してわかったことがあります。
それは、皆さん、共通して、
子ども時代から「自分が没頭できるもの、信じるものを持っていること」だそうです。
「自分はこれにこだわっていて、幸せに生きています」そう言える人は、ステキな大人なのです。

はじめにより・‥…━…‥・
長年、子どもの教育に携わっている者として、「すごい!」と思う人の子ども時代の経験や育った環境など、その人のバックボーンに注目してきました。私の中では、子ども時代に「しっかり遊び切ること」や、「アイディアを出すのが好きなこと」、「これぞと思う出会いを逃さずつかみ取ること」などが大切な要因なのだ、ということはわかっていました。
好きなもの、得意なものばかりやりたがるのは人の常。そう考えると、興味関心が持てればできるようになる。おもしろさを知れば勉強もできるようになるんです。それは能力差だけで計れることではありません。自分がどうしても好きなこと、やりたくてたまらないこと―スタートはすべてここです。

 

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高濱正伸さん監修の書籍

子ども時代探検家 高濱正伸のステキな大人の秘密 なぜか全員農学部編
には、今、世の中で大活躍する6人のステキな大人たちが登場します。

●日本のITを牽引するYAHOOの取締役、宮澤弦さんは、
両親から自分(子ども)のファンだと言われて育ちました。
「きみにお金を使っているのは、教育投資ではなく教育消費だ。
喜んで消費しているだけで、投資じゃないからその分返せとは一切思わない。
いいときも悪いときもファンだから、きみがどうなったってファンだよ」と、
親からよく言われたそうです。

●宇宙ゴミ問題のパイオニア、岡田光信さんは、
高校1年生のときに、アメリカのNASAで
毛利衛さんやトップエンジニアたちに出会いました。
そこで、変に自分を大きく見せたり、ツッパったり、
斜に構えるのがいいのではなくて、
正面に向かって努力することこそがカッコいいのだ
と思ったそうです。

●世界を股にかけて活躍する僧侶、松山大耕さんは、
子どもと対等に接してくれる大人がたくさんいたそうです。
大人が子どもの遊びを丸ごと受け入れる度量があって、
とても影響を受けました。

●ゲノム解析の第一人者、高橋祥子さんは、
お父さんから言われた
他人を気にせず、自分の世界を深く持て
という言葉を今でも大切にしています。
他人を気にしないでいるだけではダメで、
自分が興味関心のある世界を深く持つのがカッコいい大人だということを
お父さんの背中から学びました。

●マネーフォワード代表取締役、辻庸介さんは、
親の愛情を疑ったことは一度もない幸せな子どもだったそうです。
その上で、子どもは親に反対される道を選んだ方が、
成功する確率が高いのではないかということに、
最近、気づけたそうです。

●ミドリムシで飛行機を飛ばすプロジェクトを手がけるイノベーター、出雲充さんは、
小さいころから、自然の多いところで育ち、ザリガニ釣りなどの遊びを通して、
本や教科書に書かれていることや人が言っていることを鵜呑みにしないこと
大事なんだと思うようになりました。

はじめにより・‥…━…‥・
6人の皆さんに共通する特性は、「見えないものを見る力」です。
「見えないもの」とは「本質」と言い換えてもいいでしょう。まったく同じような状況を眺めていても、そこから人間の持つ特性や法則性みたいなものが、彼らには見えるということです。常に本質を求め、本質をつかみ取るための“補助線”を引く。これは計算問題のような正解を追い求める問いからは生まれません。自分の思考と自分の言葉を積み重ねるからこそつかみ取れるものであり、その本質がつかめるから、価値あるものを手に入れられるのです。私が子どもたちを教えていて思うのは、「ものわかりがいい子どもは伸びない」ということです。それはなぜでしょう?「わからない」というのは、本人にとってはつらいことです。早く「わかりました」と言いたい。そこでわからないのに「わかりました」「ピントきません」と言える子、わからないことに辛抱強くこだわれる子、わからないとおもしろくないと思っている子、そういう子は確実に伸びます。

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本書に登場する6人は、「自分が納得しないとおもしろくない
という生き方をしている人たちばかりです。
わからないことはわかるまで考える。わかるからおもしろい…
そういうふうに生きてきた人たちです。
まわりに合わせるのではなく、自分のペースを持って生きていく…
それは、この社会で「幸せに生きていく」ための秘訣でもあり、
これからの「子育て」のテーマにもつながるのではないでしょうか。
そしてこの6人…

なぜか、全員が農学部出身という共通項があります。

高濱正伸(著)
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