「思いを橋渡しする」伝説のメンター・大久保寛司’s RADIO「あり方研究室」VOL.63

大久保寛司さんのRADIO「あり方研究室」!

第63回のテーマは「思いを橋渡しする」です。

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■VOL.63「思いを橋渡しする 」

GUESTは、大貫智也さん。中編です。

こちらからお聞きいただくことができます。↓


これまでの「あり方研究室」の再生リストです。

こちらから、過去のGUESTの対談は全てご覧になれます。

https://youtube.com/playlist?list=PLvUYkPOFnpyS2iLp9MnVMW4DXWfN8TjZn

大久保寛司さんは、長年、日本中のいい会社と呼ばれるありとあらゆる企業を訪問し、その本質を洞察し、その経験を活かして、多くの経営者から師と仰がれ、のべ10万人以上の人の行動を変容させてきた「伝説のメンター」と呼ばれる方です。

2020年以降、これからは「風の時代」になると言われています。

所有から共有へ、ひとりひとりの個性・オリジナルが尊重される世界へなど、「ジャッジしない」「本質的なつながり」の時代が到来するようです。

そして、令和の時代、そしてWithコロナの時代は、「あり方」の時代になっていくと思います。

これまでは、目を外に向けて、社会の中でどう上手くやっていくか、どうしたら、この社会に適合し、成功するかといった「HOW TO=やり方/LIFE STYLE」がフォーカスされ、よりよく成長しながら生きていくという視点が主流でした。

これからは、指を自分に向けて、ありのまま、あるがままの自分とつながって、日々、自分はどうありたいかという「BEING=あり方/LIFE STANCE」をセンターにして、自然に豊かに生きていくという観点にシフトしていくのではないでしょうか。

〜この研究室は、私が皆さんと共に学ばせていただく場です〜大久保寛司

「あり方」について、「教えてほしい」という姿勢ではなく、自分なりに考え、学ぼうとする方は、皆さん、この研究室の研究員です。

共に学んでいきましょう!

今回のGUESTは、個人コンサル、セミナー講師の大貫智也さんです。

大貫智也さんの考える「やる気の本質」とは何か。

「人がやる気になるコミュケーション」を探究されている大貫智也さんと、大久保寛司さんのビジネスのヒントに溢れた、お二人の対話を、是非、ご覧ください。

■大貫智也(おおぬきともや)さん

個人コンサル・セミナー講師

テーマ『やる気はあるけど、うまくいかない人の【きっかけ】になる』

どんな考え方や生き方をすれば、毎日充実して楽しく生きられるのか、自分を認めて生きていていけるのか。

1992年2月28日生まれ。神奈川県横浜生まれ。

2014年4月 株式会社ファミリーマート入社、2014年10月 直営店の店長に就任、2015年4月 新入社員の育成担当に就任、2015年11月 長崎県佐世保市の営業所に ​SV(スーパーバイザー)の見習い・開店トレーナーとして就任 2016年6月、SVに昇格、2016年11月  労働組合の研修で「大久保寛司さん」に出会う、2017年  前期・後期・年間で営業成績九州1位を獲得、全国でも1000人以上の中で、ベスト10位以内に入賞、2018年12月 退職。

退職後は、

・人間関係(職場や家庭)で悩み、苦しんでいる

・組織・チームで成果が上がらない

・「自分にはきっとできない」と自分の可能性にフタをしている

・周りばかりを気にして、挑戦することや本気になることを怖れているなどの悩みを持っている方向けに、「コミュニケーション・人間関係・リーダーシップ・仕事効率化・仕組み化」について、セミナーやワークショップを開催。「人をやる気にしちゃう」生き方をする人を増やし、『毎日が楽しくて、幸せだなー』が口癖の人で溢れる社会にしたい!という想いで活動している。

■大貫智也のサラリーマン時代の話

https://note.com/nukki_0228

VOL.63のRADIOから、一部内容を抜粋してご紹介します。

■VOL.63「思いを橋渡しする

 

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大久保:じつはファミリーマートの労働組合に私自身何回か呼ばれて、組合員の方たちに対して、何年間か話しをさせていただく機会があって、その時に、大貫さんも聴かれたんですよね。

大貫:
寛司さんが一番最初に、「どういう人間だったら、成果が出し続けられると思いますか?」と冒頭にお話しされたんです。

僕は最初言っている意味がわからなかったんですよ、「何、言ってんだろう?」と(笑)。

大久保:どういう「人間」であれば、成果が出し続けられるか?

どういう「やり方」じゃないのか?と(笑)。

「どういう人間だったら」と「売上」とは何が関係するんだと。

大貫:僕が売上を追っていて、だけど、うまくいっていない……この状況は、どういうことなのかということを、そのひと言で、結構教えていただいた気がしたんです。

僕の解釈は、僕はいいコンビニをたくさん見ていて、もう「やり方」は知っていたんですよ。ただ、僕が言ったことを(周りの人が)やりたいと思ってくれるような人間じゃなかった。もっとわかりやすくいうと、「信頼されてなかった」ってことだったんですよね。

この信頼を貯めるために、「僕は何をしたらいいんだろうか?」というのがスタート地点に立った時でしたね。

大久保:いい店のやり方は、なかなか同じようにはいかないでしょ?

大貫:僕が直営店の店長になったら、売上を上げる自信はあったんですよ。ただ、全然上がらない。

「信頼」というお話と、寛司さんはもう一つ、とんでもないことを言いまして(笑)、「売上を上げるのは簡単だ。雰囲気を良くすればいい」と。

大久保:その時どう思われました?

「またおかしなこと言うなあ」(笑)という感じですか。

大貫:「雰囲気」というものの指標を、気にしたことがなかったんです。自分が長でやっている時は、やっぱり大きい声も出していましたし、誰よりも先頭に立ってやっていましたし、いろいろなことをやっていましたが、「雰囲気を良くしよう」とかではなかったんです。

それが……そうか……「自分のあり方」と「店の雰囲気」かと。

この二つ……なんかロケット弾を食らった感じでした(笑)。

組織の上下左右のコミュニケーションを円滑にすると、「雰囲気って良くなるよ」という、寛司さんからちょっとヒントをいただいていたので、「あ、なるほど!」と思って、僕自身が取り組んだことは、リーダーの「考えている」ことや「思い」を部下やチームのメンバーに伝えていく、“橋渡し” になろうということだったんです。

そこで改めて、オーナーさん等に、「なぜ、コンビニを始めたのか?」「どういうコンビニ像を作っていきたいのか?」ということを質問するようになりました。

大久保:組織を活性化する時に大事なのは、一体感とかいろいろなものがあるわけですが、ベースは、縦横斜めそれぞれお互いにコミュニケーションが良い組織というのは、何かあった時、お互いに助け合える、つまり、組織力が高いということです。

逆に、コミュニケーションが取れていなければ、トータルでの組織や職場としての力はあまり高くないというのが元々の私の持論だったので、組織力を上げるには、とりあえず、「お互いわかり合う」のが一番いいねということです。

ですから、縦横斜め関係なく、みんなで話し合いの場を設けてお互いがわかり合えたらいいですよ、ということ。そういう人間関係だと、必ず店の雰囲気にも現れてきて、雰囲気が良くなりますよね。

これも、私の持論ですけど、店の雰囲気が良くなると必ず業績が上がるというシンプルなものなんですね。

(つづく)

✳︎大貫智也さんとの対話は、後編に続きます。

✴︎「あり方研究室」は、音声でも配信しています。

■「あり方研究室」VOL.63音声配信

大久保寛司(おおくぼかんじ)

「人と経営研究所」所長

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日本IBMにてCS担当部長として、お客様重視の仕組み作りと意識改革を行う。退職後、「人と経営研究所」を設立し、20年間にわたり、人と経営のあるべき姿を探求し続けている。「経営の本質」「会社の本質」「リーダーの本質」をテーマにした講演・セミナーは、参加する人の意識を大きく変えると評判を呼び、全国からの依頼が多数寄せられ、延べ10万人以上の人々の心を動かしてきた。

特に、大企業・中小企業の幹部対象のリーダーシップ研修、全国各地で定期的に開催されている勉強会では、行動変容を起こす人が続出している。

著書に、『考えてみる』『月曜日の朝からやるきになる働き方』『人と企業の真の価値を高めるヒント』など多数。

大久保寛司『あり方で生きる

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■書籍「あり方で生きる」には、章ごとに、大久保寛司さんの音声ナビゲーションが付いています。

「はじめに」「おわりに」の部分は、下記から無料で聴けますので、よろしければ、こちらから、お聴きいただければと思います。

■「あり方で生きる」音声ナビゲーション

✴︎

VOL.63のお話に関連する「あり方で生きる」の中の1項目です。

6「雰囲気は仕事力」

6 雰囲気は仕事力

これまでの「あり方研究室」はこちらから、どうぞ!↓

㈱エッセンシャル出版は、「本質」を共に探求し、共に「創造」していく出版社です。本を真剣につくり続けて20年以上になります。読み捨てられるような本ではなく、なんとなく持ち続けて、何かあった時にふと思い出して、再度、手に取りたくなるような本を作っていきたいと思っています。

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