2020年8月10日 / 最終更新日 : 2020年8月26日

子どもの将来の歯並びをよくするために、親の肩こりをとろう⁉

子どもが育つ環境は劇的に変化！一方で医療現場は…

環境の変化が激しく、情報があふれている世の中。

数年前の知識が役に立たないほどのスピードで進化もしています。

技術が発達し、便利になった一方で、「何が発達する時期なのか」ということを見極めることが難しい時代にもなったということです。

便利さが進んだこと、生活スタイルが変わったことによって、人間の身体も変化しています。

それは変化というよりは、成長が正常にされないと言った方が正しいかもしれません。

しかし、未だに多くの医療現場では、過去のマニュアル通り、同じ治療が、そのまま継続されてしまっています。

現代のライフスタイルが考慮されない治療は、効果という面から見ると、下がってしまうこともあるのです。

子ども達の異変は大人の異変！肩こり、腰痛は異変です！

子どもたちの異変は、妊娠前の大人の身体の発達の問題から始まっています。

その時期の大人が正常に戻ることはもちろん大事なのですが、実は、5歳以上の子どもから大人まで、必要なトレーニングというものは全て同じで、簡単なことなのです。

つまり、必要なのは、「生まれた時から育つ力をもっている」ということです。

ただ、現代の生活の中では工夫しないと、自然発達を再現することはできません。

発達の遅れが心配？少し知識を持てば、生まれた瞬間から”発達”させられます。対処療法の前にスイッチ！

『かわべ式子育てスイッチ　生まれた瞬間からグングン発達する88の秘訣』は医療の改革でもあり、社会を正常に戻すことでもあり、子育ての原点回帰にもなると、私は考えています。

子どもが自然に育つためには、まず親が当たり前と思っていること、たとえば

・赤ちゃんは泣きやませなければいけない
・ずっと抱っこしてあげないといけない

などをやめて「自然に戻す」、そういうことが必要なのです。

ですから、私は子育ては親育てと考え、「親への教育」ということに大きな重点を置いてきました。

信じられない？身体が楽になるかどうかで決めましょう！

誰でも、納得ができないことをやらされるのはイヤなものです。

しかし、親がやらされていると思わずに、自分の意志でやっていることであれば、子どもはその背中を見てマネをします。

やらされているトレーニングである限り、苦労は何十倍にも感じるでしょうが、自分で目的を理解し、”頑張ろう”と決めているものであれば、それは苦労ではなく、明るい未来への努力となり、それが成長をもたらすことになるのです。

最初は不自然に感じるかもしれないですが、実際に身体が元気になっていくこと・変化していくことで、心の面でも、やる気が出てくるはずだと思います。

私は歯科医として、35年間、口腔を通して診てきたことを、対処療法ではなく根本療法として考え、実践してきました。未来歯科には、これまでの私の研究と経験から作り出した900以上のメソッドがありますが、それらはどれも、「自然に戻って成長する」ということを一貫したテーマにしています。

そして、長年に渡り、親（保護者）の方たちに、「とにかく、やってみましょう」と伝え続けてきました。

親（保護者）が、自分で自分の身体に変化を感じると、子どもと一緒に、無理なく楽しんで、トレーニングを続けることができるようになります。

子どもだけ「やりなさい」と言っても、うまくいくことはなかなかありません。

たとえば、全く本を読まずに、テレビを見たり、ゲームばかりしている親が、「本はいいものだから、読みなさい」と子どもに言ったとしても、子どもが本を読むようにはならないのと同じことです。

ですから、親、特にお母さんの身体が健康になることも大切にしています。

これが、私が「家族まるごと元気」というテーマを掲げている理由です。

笑顔づくりが仕事のかわべけんじ　ーおわりにより

川邉先生による『子育てスイッチ』紹介
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川邉研次( Kenji Kawabe )

1953年、愛知県半田市生まれ。

歯科医師として、噛み合わせ治療や顎関節治療において、歯を削ることや抜くことに疑問を感じる。

自身の交通事故による顎関節症で整体に通うなかで姿勢に着目。

その後、数々の試行錯誤の末、世界初の予防歯科システム「姿勢咬合によるメソッド」を開発。

削る治療から削らない治療へ、そして薬の臭いの無い歯科医院を目指し活動する。

現在は、口腔内にとどまらず、全身疾患の根本的原因を捉えるトレーニング、解決を図るためのセミナーを積極的に行っている。

また、20年以上の長きに渡りホワイトニングの研究・セミナーを続けており、これまでに受講した歯科医師数は、のべ1,700名以上、1,500件以上の全国の歯科医院でその技術が導入されている。

著書に、「知っておきたい「最新歯科医療」」、「「身長伸ばし」5分間ダイエット」、「かわべ式願いをかなえるハッピーノート」、「手相を描けば幸せになれる!」など多数。累計約100万部。

2020年、これまで培ってきたメソッドをまとめた『かわべ式　子育てスイッチ　〜生まれた瞬間からグングン発達する88の秘訣〜』を上梓。

◆『子育てスイッチ』について◆

35年間、赤ちゃんや子どもたちの成長を見続けてきた歯科医が書いた「子育て」の本。目指すのは「こころとからだの健康」です。今まで、歯医者も産婦人科医も小児科医も、誰も教えてくれなかった、生まれた時からすぐ始められる！息食動想環の繋がりで考える、親と子どもが幸せになるための88の子育てスイッチ！

本書はオールカラーで、ペタ―っと開いて読みやすいコデックス装を採用。月齢ごとに必要なメソッドごとに、見開きでわかりやすく紹介しています。

抱っこの仕方やおっぱいの与え方、泣かせ方、歯が生える前の歯磨きの方法、お口ぽかんにならないための姿勢から親が元気でいるための秘訣まで。赤ちゃんも親も笑顔で成長するためのメソッドが満載です！

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川邉研次（著）『かわべ式　子育てスイッチ　〜生まれた瞬間からグングン発達する88の秘訣〜』