伝説のメンター・大久保寛司’s RADIO「あり方研究室」VOL.26「ギフトに生きるというあり方/あなただから・・・という存在スタンス」

大久保寛司さんのRADIO「あり方研究室」!

第26回のテーマは「ギフトに生きるというあり方/あなただから・・・という存在スタンス」です。

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■VOL.26「ギフトに生きるというあり方」

GUESTは、石丸弘さん。後編です。

こちらからお聞きいただくことができます。↓


前編はこちらから↓

伝説のメンター・大久保寛司’s RADIO「あり方研究室」VOL.25 「ギフトに生きるという生き方/思い込みを手放す」

大久保寛司さんは、長年、日本中のいい会社と呼ばれるありとあらゆる企業を訪問し、その本質を洞察し、その経験を活かして、多くの経営者から師と仰がれ、のべ10万人以上の人の行動を変容させてきた「伝説のメンター」と呼ばれる方です。

2020年以降、これからは「風の時代」になると言われています。

所有から共有へ、ひとりひとりの個性・オリジナルが尊重される世界へなど、「ジャッジしない」「本質的なつながり」の時代が到来するようです。

そして、令和の時代、そしてWithコロナの時代は、「あり方」の時代になっていくと思います。

これまでは、目を外に向けて、社会の中でどう上手くやっていくか、どうしたら、この社会に適合し、成功するかといった「HOW TO=やり方/LIFE STYLE」がフォーカスされ、よりよく成長しながら生きていくという視点が主流でした。

これからは、指を自分に向けて、ありのまま、あるがままの自分とつながって、日々、自分はどうありたいかという「BEING=あり方/LIFE STANCE」をセンターにして、自然に豊かに生きていくという観点にシフトしていくのではないでしょうか。

〜この研究室は、私が皆さんと共に学ばせていただく場です〜大久保寛司

「あり方」について、「教えてほしい」という姿勢ではなく、自分なりに考え、学ぼうとする方は、皆さん、この研究室の研究員です。

共に学んでいきましょう!

今回のGUESTは、石丸弘さんです。

【石丸弘さんプロフィール】

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ギフト経済を実践しているアーティスト・コンサルタント

「ギフトに生きる」という新しい生き方を通して、自らが実践しながら、新たな時代の選択肢を提案している。

石丸弘さんのプロフィール&関連記事はこちら。https://note.com/ryoma0121/n/n360c506ef603

http://www.saltad.co.jp/systemthinking1/gifteconomy/

https://community.camp-fire.jp/projects/view/42258

VOL.26のRADIOから、一部内容を抜粋してご紹介します。

VOL.26「ギフトに生きるというあり方/あなただから・・・という存在スタンス」

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大久保:「ギフトに生きる」というお話しですが、通常の、仕事をしてその対価をお金という形でもらわなくてもですね、「これでいけそうだ!」「生きていけるぞ!」と思うようになったのは、やりだしてから何年ぐらい経った時ですか?

石丸:毎月いただけるギフトの額とかが、10万円を超えたあたりから、そういう感じはあったかもしれないですね。

あとは、「住んでいいよ」とか、生活に必要なものが言われ始めたころからは、ちょっと思っていたかもしれないです。

でも、確信度って段々高まるみたいな感じがあるじゃないですか。

急に「あ、これでいける!」というよりは、気がついたら、そうなっていたみたいなところがありますね。

大久保:世の中の人は、「与えたものは必ず戻る」とか、信念を持って言っていたとしても、弘さんのような生き方ができるかというと、そう簡単にできるとは思えないんですよね。そういう意味では、弘さんは稀有な存在といいますか……。

でも、お金を勘定しないって、ある意味、楽ではないですか?

ビジネスは値決めであり、やっぱり財を得ないといけないわけで、それをしなくていいというのは、そこに投入するエネルギーがゼロということで、それは非常に価値があるということでもありますね。

石丸:それはとても楽ですね。

その分、「誰に何ができるだろう」と考えたりすることにエネルギーを使えますし、普通に、純粋に人生を楽しむことにエネルギーを使えるので……。

大久保:リスナーの方は、何かわかったような、わからないようなところもあるかもしれませんので(笑)、弘さんに関しては、ネットに情報がいっぱい載っていますので、また別途ご覧いただけたらという風に思います。

今日のお話を通じて感じたのは、話をしたり、相談に乗ったり、何かを与えている時に、やはり、求めないで、ただ与え切っているというのがすごく大事じゃないかなということです。

今の弘さんの生き方を短絡的に捉えてしまうと、こういう質問が来るんですよ。

「大久保さん、いろいろ与えているんですけど、全然戻ってこないんですけど・・・」こういうことはよくある話です。

これは表面的に考えている人がなりやすいパターンなんですね。

私は、一番大事なのは「無条件」っていうことじゃないかなという風に思います。

それと、弘さんが、もう一つ素晴らしいのは、「欲しいものは欲しい」と言って、ちゃんとリストを作っているということです。

この絶妙のバランスですよね。

「私は何もいりません」「空気と水で生きていきます」なんてことは全然言われてなくてですね、「欲しいものは欲しいんだ」「誰かください」と。

だからといって、何も来なくても気にもしないという・・・そういう意味では、弘さんの一貫している姿勢というのは「手放している」んですね、たぶん、すべてに関して、自由自在に手放している。

でも、実は、手を放していると、違うものが入ってくるんです。

握っていると入ってこないんですよ。

ギューッと何かに執着したり、握っているというのは、やはり閉じてしまっているので、それ以外が入ってこないんですね。

手放すということは、私からすると、「自由自在に何でも入ってくる状態を作っている」という風にも言えるんじゃないかと思います。

「何でもいい。ともかく社会が良くなればいいんだ」というのが、弘さんの軸にあるかなというのを感じましたね。

そこが一番の基本の価値観の軸で、そうすると、たぶん似た者同士が集まってきますから、私利私欲じゃなくて、社会をもうちょっと良くしたい、平和な、いい世の中を作りたいというところで、いろいろな人やものが集まってくるのかな・・・こんな感じを持ちました。

石丸:ありがとうございます。

僕は、自己紹介する時に平和活動家みたいな言い方もするので、やっぱり平和な世界が広がると嬉しいと思っていて、それに関わるプロジェクトであれば関わるというのが、実は前提としてあります。

あと、日々、この「ギフトに生きる」ということをやっていくと、いかに自分が受け取っているかに気づいていきやすいですよね。

「あ、あれもギフトか、これもギフトか」みたいな。

たとえば、今、こうやってズームで録音していますけど、これができるためには、何百万人の人がたぶん過去にいろいろな研究とか、技術開発をされて、この存在がある・・・みたいなことに気づきやすくなるので、日々生きているだけで、「めっちゃギフトを受け取ってるな」といったことも感じなやすくなりますね。

大久保:まさに、すべての人がギフトの中で生きていますよね。

本当にそれは思いますね。

だけど、ギフトの中で生きている中で、ほんの一つの穴だけを見て、「足りない!」と言ってる人が結構多いのかなと。

その足らない穴を一つだけ見ていたら、まわりは全部満たされているにもかかわらず、その人にとっては穴しか見えないんです。

そういう意味では、たぶん、日頃のあり方・生き方として、今言われたような感覚を持つというのはすごく大事じゃないかなと思いますね。

私も日本全国を移動することが多いので、日本の交通機関は、もう不思議なぐらい分単位で正確なわけです。一分遅れてもお詫びのアナウンスが入りますから。その精度を保つために、どれだけの人が、ご尽力されているのかなと。食べものでも、飲みものでも、住むところでも、自分で作ったものは何一つないですから、それはまさにその通りだなということは、私自身もよく日頃思います。

ですから、たとえば、「いただきます」と言う時には、せめて、その目の前の食事とか空間とか一緒にいる人が、どんなつながりでいるかと感じることをするだけでも、何も変わらなくても、豊かさは増えると思います。

初対面の人でさえ、「今日、泊めてあげる」と言わせるような人であるというのが、弘さんについて、非常に立体的によくわかる話だったのではないかなと思います。つまり、彼の人間性ですよね。

究極、私は、大切なのは、「人そのもの(人間性)」だと思っていますから。「やり方」ではなくてですね。

「あなたが言うならば……」

「あなたがするならば……」

「あなたが考えるならば……」

じゃあ、少しお手伝いしたいなというのが、基本だと思っていますので、たぶん、その「あなただから……」と言わせるものを、弘さんはたくさんお持ちなんでしょうね。

✴︎「あり方研究室」は、音声でも配信しています。

■「あり方研究室」VOL.26音声配信

大久保寛司(おおくぼかんじ)

「人と経営研究所」所長

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日本IBMにてCS担当部長として、お客様重視の仕組み作りと意識改革を行う。退職後、「人と経営研究所」を設立し、20年間にわたり、人と経営のあるべき姿を探求し続けている。「経営の本質」「会社の本質」「リーダーの本質」をテーマにした講演・セミナーは、参加する人の意識を大きく変えると評判を呼び、全国からの依頼が多数寄せられ、延べ10万人以上の人々の心を動かしてきた。

特に、大企業・中小企業の幹部対象のリーダーシップ研修、全国各地で定期的に開催されている勉強会では、行動変容を起こす人が続出している。

著書に、『考えてみる』『月曜日の朝からやるきになる働き方』『人と企業の真の価値を高めるヒント』など多数。

大久保寛司『あり方で生きる

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■書籍「あり方で生きる」には、章ごとに、大久保寛司さんの音声ナビゲーションが付いています。

「はじめに」「おわりに」の部分は、下記から無料で聴けますので、よろしければ、こちらから、お聴きいただければと思います。

■「あり方で生きる」音声ナビゲーション

✴︎

VOL.26のお話に関連する「あり方で生きる」の中の1項目です。

41「何を言うかより、誰が言うか」

41 何を言うかより、誰が言うか

これまでの「あり方研究室」はこちらから、どうぞ!↓

大久保寛司の「あり方研究室」

㈱エッセンシャル出版は、「本質」を共に探求し、共に「創造」していく出版社です。本を真剣につくり続けて20年以上になります。読み捨てられるような本ではなく、なんとなく持ち続けて、何かあった時にふと思い出して、再度、手に取りたくなるような本を作っていきたいと思っています。

(株)エッセンシャル出版社
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