大久保寛司’s RADIO「あり方研究室」VOL.14 「うつが教えてくれたこと②」

大久保寛司さんのRADIO「あり方研究室」!

第14回のテーマは「うつが教えてくれたこと②」です。

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■VOL.14「あり方研究室」〜「うつが教えてくれたこと②」〜

こちらからお聞きいただくことができます。↓

GUESTはさわとん(澤登和夫)さん、中編です。

前編はこちらからご覧いただけます↓

大久保寛司’s RADIO「あり方研究室」VOL.13 「うつが教えてくれたこと①」

 

大久保寛司さんは、長年、日本中のいい会社と呼ばれるありとあらゆる企業を訪問し、その本質を洞察し、その経験を活かして、多くの経営者から師と仰がれ、のべ10万人以上の人の行動を変容させてきた「伝説のメンター」と呼ばれる方です。

令和の時代、そしてWithコロナの時代は、「あり方」の時代になっていくと思います。

これまでは、目を外に向けて、社会の中でどう上手くやっていくか、どうしたら、この社会に適合し、成功するかといった「HOW TO=やり方/LIFE STYLE」がフォーカスされ、よりよく成長しながら生きていくという視点が主流でした。

これからは、指を自分に向けて、ありのまま、あるがままの自分とつながって、日々、自分はどうありたいかという「BEING=あり方/LIFE STANCE」をセンターにして、自然に豊かに生きていくという観点にシフトしていくのではないでしょうか。

〜この研究室は、私が皆さんと共に学ばせていただく場です〜大久保寛司

「あり方」について、「教えてほしい」という姿勢ではなく、自分なりに考え、学ぼうとする方は、皆さん、この研究室の研究員です。

共に学んでいきましょう!

今回のGUESTは、さわとん(澤登和夫)さんです。

人生やめたい。ぼくがマンションの最上階から飛び降りた時の2つの気持ち

 

【澤登和夫さんプロフィール】

うつ専門カウンセラー・精神保健福祉士

「あなたが大切な人にできること」主宰・株式会社ありがトン代表

1974年3月生まれ、千葉県佐倉市在住。サラリーマン時代、過労と心労がきっかけで27歳のときにうつ病と診断され、以後5年半にわたり重度のうつ生活を送る。体もむしばまれ難病により大腸全摘出、マンションの最上階から飛び降りたことも。

自分との関係性を再構築することで心身ともに乗り越えた後、「以前の自分と同じような人の力になりたい」と、うつ専門カウンセラーとして2008年34歳で起業。以後10年間にわたり、うつで悩んでいる方やご家族へのカウンセリングを積み重ねてきた。

現在は「あなたが大切な人にできること」という活動名で、うつの方を支えるご家族や友達、同僚向けのサポートに特化。「人に寄り添えるようになるには、まず”自己寄り添い力”を高めよう」など、自分との関係性を中心とした独自のメソッドで家族や組織の円満をサポートしている。

講演は全国の自治体・法人からのうつ対策や自殺対策、メンタルヘルス研修の依頼が多く、講演回数は年間約50回。

著書に「ありがトン(サンマーク出版)」、「人生をやめたいと思ったとき読む本(東洋経済新報社)」、「自殺者3万人を救え!―“命”みんなで守る社会戦略(NHK出版:共著)」。

日本経済新聞、朝日新聞、中日(東京)新聞、毎日フォーラムなど、多数の新聞や雑誌でも活動が取り上げられている。2017年にはAP通信社から取材を受け、活動が全世界に配信された。

「さわとん」は、本名の澤登(さわと)から由来するニックネーム。ぶたのキャラクターさわとんちゃんと共に、重い話でもほんわか楽しく伝えている。

 

VOL.14のRADIOから、一部内容を抜粋してご紹介します。

VOL.14「うつ病が教えてくれたこと」

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大久保:うつの方専門のカウンセリングをされていたというのは、やっぱりご自分の体験から、そういう方たちに、手を差し伸べようということだったんですか?

澤登:はい。しんどい経験をしたので、その経験が、同じように悩める人の力になればというシンプルな動機でした。ちょうど、ちょっと解雇に近い感じになって、サラリーマンもやっていなかったので、少しずつ元気になってきたこともあり、思い切って失うものもないし、起業しちゃえと。それが12年前です。

大久保:すぐに相談される方(カウンセリングを受ける方)は、出てくるものなんですか?

澤登:いえ、いなかったです。当時、「うつ専門カウンセラー」と言っている人もいなかったですし。ホームページをちょこっと作ったはいいですが、半年間で、クライアントさんは2人でした。1回7千円でしたので、半年の収入が1万4千円で、結構きつかったです。

「このままずっと行くのかなぁ」っていうときに、「ドリームプラン・プレゼンテーション」というイベントに出場して、「うつ蔓延社会」を「うつ円満社会」にするぞという、うつでも大丈夫な社会を作りたい、壁のない社会を作りたいというプレゼンをして、自分の方向性を固めていました。

大久保:「ドリームプラン・プレゼンテーション」(ドリプラ)を初めて聞かれる方もいらっしゃると思いますけど、福島正伸さんという方が主催されている、夢を語る会ですね。本当にそこからいろいろな人が出てきて、夢の実現に向かったり、その時語った内容じゃないけれども、別の夢を実現したりという、いろいろな形で派生的に良い意味で広がっている一つのプログラムです。

澤登:うつをなくのすではなくて、うつでもOKの「うつ円満社会」。

そのことをテーマにした『ありがトン』という絵本を出版したいと。

そういう絵本が、悩んでいる人に広がっていけば、きっとホッとしたり、うつ円満社会につながっていくと思いました。

大久保:その『ありがトン』という本は出たんですか?

澤登:2008年の12月にプレゼンして、2009年の6月にサンマーク出版さんから出版されました。

大久保:『ありがトン』の内容は、どんな感じでご自身のことを書かれたんですか?マンガみたいな感じでトンだからブタなんでしょうね、多分(笑)

澤登:はい、それがうつになっちゃって、病気とかするんだけど元気になるという、ぼくの半生をマンガにしたようなストーリーですね。

大久保:どんな反響でした?

澤登:本が出版され、プロモーションみたいな形で、新聞を見たNHKさんから依頼が来て、「おはよう日本」とかに出させてもらったり。

大久保:ということは、2009年からまるで人生が変わっちゃうんですね!

澤登:そうですね。うつから元気になって、薬をやめてから半年後ぐらいに起業して、1年半ぐらいで出版まで行っちゃったので。

大久保:えー、すごいなあ。

澤登:すごい気もするんですけど、じつは、これでまた自分を大きく見せようとしてしまったりしてしまったんです。

大久保:今度は、まわりの評価が、自分の実像が10だとすると、20とか30とかに見てきませんか?

澤登:あったと思います。

大久保:今度は自分から見せようとしないで、周りから見られるようになってしまったんですね。その時の心境は、どうでしたか?

澤登:すごくうれしかったし、正直気持ち良かったですね。

大久保:でも、まあ、ある意味まわりの方も、元気になられるわけですから、世の中に何一つマイナスのことを生み出してはいないので、自分も皆さんに感謝されるという意味ではいいですよね。心地良かったのではないですか?

澤登:心地良かったですね。その流れでカウンセリングルームも持って、クライアントさんがどんどん来るようになりました。

NHKに出た時は、終わった瞬間に電話が2日間鳴りやまないみたいな感じになって。

大久保:すごいですね。でも通常、これってバブルなんですよね。一般的には、メディアで取り上げられて騒がれても、まあ、厳しく言うと中身が薄いと、必ず潮が引くんですよ。中身があれば、充実していくんですが、メディアは中身の深さまでは見ないから、話題性だけで取り上げますからね。

どうしてもそうすると、いい気になっちゃう人って出てくるんですよね。

さわとんのこと言ってるんじゃないですよ(笑)、一般論を私は言ってるんですけれど、そうすると、必ずその後でコケるという。

澤登:全部当たってます。ご説ごもっともで、もう、そういう……(ことになりました)笑。少しずつカウンセリングとかも減っていきました。

大久保:さわとん、スタンダードの道を歩かれたんですね。(笑)

いい気になって、「俺はすごい」と思っているんだけど、実はまだそんなになっていなくて、結局、コロンと転んだ時に目が覚める。でも、目が覚める人はまだ良くて、その評価の高い時の自分が本当なんだと、人は思い込みたいんですよ。

でも本当はそうじゃないんですよね。

また厳しい学びですねえ。(笑)

澤登:いい学びをさせていただきました。

(つづく)

さわとんさんとのお話は、後編に続きます。

✴︎「あり方研究室」は、音声でも配信しています。

■「あり方研究室」VOL.14音声配信

大久保寛司(おおくぼかんじ)
「人と経営研究所」所長

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日本IBMにてCS担当部長として、お客様重視の仕組み作りと意識改革を行う。退職後、「人と経営研究所」を設立し、20年間にわたり、人と経営のあるべき姿を探求し続けている。「経営の本質」「会社の本質」「リーダーの本質」をテーマにした講演・セミナーは、参加する人の意識を大きく変えると評判を呼び、全国からの依頼が多数寄せられ、延べ10万人以上の人々の心を動かしてきた。

特に、大企業・中小企業の幹部対象のリーダーシップ研修、全国各地で定期的に開催されている勉強会では、行動変容を起こす人が続出している。

著書に、『考えてみる』『月曜日の朝からやるきになる働き方』『人と企業の真の価値を高めるヒント』など多数。

大久保寛司著『あり方で生きる

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■書籍「あり方で生きる」には、章ごとに、大久保寛司さんの音声ナビゲーションが付いています。

「はじめに」「おわりに」の部分は、下記から無料で聴けますので、よろしければ、こちらから、お聴きいただければと思います。

■「あり方で生きる」音声ナビゲーション

✴︎

VOL.14のお話に関連する「あり方で生きる」の中の1項目です。

30「どんな人も変われる」

30 どんな人も変われる

これまでの「あり方研究室」はこちらから、どうぞ!↓

大久保寛司の「あり方研究室」

㈱エッセンシャル出版は、「本質」を共に探求し、共に「創造」していく出版社です。本を真剣につくり続けて20年以上になります。読み捨てられるような本ではなく、なんとなく持ち続けて、何かあった時にふと思い出して、再度、手に取りたくなるような本を作っていきたいと思っています。

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