バレエコンクール審査員は何を視るか?

 
本体価格 1300円+税
発売日 2014/8/8
ページ数 160ページ
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バレエコンクールにチャレンジするために必要なものとは何だろう?

概要
ジャクソン国際バレエコンクールで審査員を務めた著者が
若いダンサーたちに送る、熱く静かなエール! 

コンクールに臨むまでの心構えや考え方、コンクール攻略のための“7つの鍵"
そして具体的な上達ためのレッスン内容を
中高生が読んでも充分に理解できるようにわかりやすくまとめました。
子供たちを指導する教師のテキストとしても使えます! 

□日本バレエ協会会長・薄井憲二先生も推薦!
皆さんはバレエが好きですよね?
いつから好きになりましたか? えっ? 生まれたときから好き? そう、これでおわかりですね。皆さんがバレエをするになるのではなく、バレエが皆さんを捕まえるのです。
もう逃げられません。バレエの女神は大勢いるミューズの中で、いちばん執念深いテルプシコレなのです。どうしましょう?
この本はそれに答えてくれるはずです。――公益社団法人 日本バレエ協会会長 薄井憲二

□バレエを通じて、魅力ある人間を育てたい!
本書の著者である安達哲治先生は、プロダンサーとして若い頃から第一線で活躍されました。ダンサーとしての活動を引退されてからも、NBAバレエ団で芸術監督を務めたり、ジャクソン国際バレエコンクールなどで審査員を務めたりするなど、後進の育成や日本のバレエの発展に努めてきました。
先生は、海外バレエ団での数多くの研修参加や公演への出演、著名ダンサーとの交流などを通じて、日本バレエの良い面や逆に足りない部分などをずっと目にしてきました。こうした経験を活かし、まずは若いダンサーにとっての登竜門である「バレエコンクール」で成功するための方法についてまとめたのが本書です。
筋肉の使い方を図解で説明するなど、より具体的な技術的アドバイスとともに、本書ではメンタルの重要性についても詳しく語られています。なぜなら、単にハウツーをマスターしただけでは、観る人を心から魅了するようなダンスを踊ることはできないからです。
一流と言われるダンサーたちは、バレエのみならず、さまざまなシーンで力を発揮できる深い人間性を有していると先生は言います。そんな素敵な人材をひとりでも多く世に送り出したいというのが先生の願いです。
本書は中高生の皆さんが読んでも充分理解ができるようにわかりやすく書かれています。また、彼らの指導にあたる教師の皆さんにとっても貴重なテキストになることでしょう。

◎ 主な内容

□目次□
第1章 コンクールの扉
コンクールのコンセプトを知る/作品選定のためのプレパラシオン/審査員は何を視るのか?/身体能力/最後に開く扉とは?……ほか
第2章 コンクールの鍵
「好き」と「できる」は異なる/生きた時間/重力に逆らって/セレンディピティ/■バレコン審査室! Q&A……ほか
第3章 上達のためのレッスン(I)
ダンサーの基本的必須条件/バレエ的立ち方/ターンアウトのために/バーレッスンの機能 各論/チェイン・リアクション……ほか
第4章 上達のためのレッスン(II)
ポアント・ワーク/クロワゼ・エファセ(ウーヴェルト)そしてエカルテの概念/カンブレ/美意識にカムアップ(動きの法則性)……ほか
巻末資料【代表的なバレエ用語とその基本概念】

著者のご紹介

 

安達 哲治

1948年生まれ。5歳で近藤博に手ほどきを受け、同志社大学入学とともに有馬龍子バレエ団プリンシパルとしてプロデビュー。その後、漆原宏樹に師事し1973年に牧阿佐美バレエ団に移籍すると、1993年までソリストとして活躍。現役時代は薄井憲二、パリ・オペラ座の至宝イヴェット・ショヴィレ・ミッシェル・ルノーより古典作品の解釈を修得、十数回に及ぶ海外公演の主役やゲストとしての出演を果たす。1997年から2011年までNBAバレエ団芸術監督を務め、古典作品の復元や新作など独自性のある活動を行なうとともに、NBAバレエ団全国バレエコンクールの組織メンバーとして若い芽の育成事業に尽力する。(公社)日本バレエ協会理事、京都バレエ専門学校教師、ミタカバレエアカデミー主催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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